こんばんは。みのりです。
緊急事態宣言も解除され、関東圏ではリモートからの出社へという流れの企業が多く、
満員電車が復活してしまいましたね。私も6月からは週4で出社しましたが午前中の移動は
どの時間帯でも座れないくらい混んできました。
久々に同僚とおしゃべりしたり、ランチに行ったり、先輩から直接仕事を教えてもらったり、
出社の良さも感じることができました。
一方で在宅勤務とコロナ前の毎日出社、両方を経験して、
今後も続けたいのは圧倒的に「在宅勤務」の方ですね。
出社のメリットももちろんあるとは思いますが、総合的に見て在宅勤務の方が圧倒的にメリットが大きい。
今回は出社よりも在宅勤務派の意見として、在宅勤務のメリット及び理由を挙げていきたいと思います。
著者のプロフィール
・大卒3年目
・女性総合職
・管理部門
・一人暮らし
・在宅勤務歴2か月
①通勤時間の削減による可処分時間の増加
②家事がはかどる
③仕事の生産性があがる
④人間関係に割くエネルギーが減った
⑤読書量が増えた
⑥スキルアップに関する学習量が増えた
⑦健康的な生活が送れるようになった
では、1つずつ理由を述べていきたいと思います。
①通勤時間の削減による可処分時間の増加
こちらは在宅勤務が始まった当初から多くの人がメリットとして挙げている項目だと思います。
通勤がなくなることによって以下の諸時間が全てゼロになりました。
・通勤時間
・通勤前、通勤後に使う諸時間
通勤時間は言うまでもないですね。片道約1時間かけていた人なら往復で2時間も節約できます。
さらに、通勤に伴うエネルギーも全てゼロにすることができますね。
具体的に何かというと、髪型を整え、ヘアアイロンやワックスで髪型を作ったり、
お化粧したり。お化粧においては家帰ってからクレンジングする作業が必須ですよね。
これらの付随する時間で30分近くはかかると思います。
そのため、「通勤がない」だけで2時間半ほどの時間ができます。
②家事がはかどる
可処分時間が増えたことにより、特に朝の時間を有効に使うことができるようになりました。
具体的には、出社していた時代と同じ時間に起きたと仮定すると、最低1時間半くらいは朝の時間を多く使えるようになります。
通勤時に1時間半かかるとして、満員電車のエネルギーの消耗も考えると、
通勤しないだけで1時間半以上のことができるようになりました。
例えば睡眠時間に回したり、掃除機掛けたり洗濯したり、、、。
通勤していた時は髪の毛だらけだったのが、今では毎日ピカピカです!
③仕事の生産性があがる
こちらも、よくある話だと思います。
まず、在宅勤務になったことにより、チャットというコミュニケーションツールを使われる機会が多くなりました。
そのため、急に「ちょっと」と話しかけられることもなくなり、集中力を保てることができました。
人に何かを頼む際もちゃんとチャットで「●●してもらえますか」と明確な依頼が来るので、
コミュニケーションのストレスも減りました。
さらに、通常業務を行うにあたって、対面でのコミュニケーションでもなくても、チャットで全然問題ないことが分かりました。
他にも生産性があがったといえる根拠があるのですが、
以下の内容は管理職の人にはあまりあてはまらないと思います。
私が上げる理由としては、管理職というよりは若手社員をはじめとする担当職に当てはまることばかりだと思います
・通勤がないことによる体力の有効活用
→これは管理職にも当てはまることかと思いますが、いわずもがな、徒歩ゼロ分で仕事が開始できる。
通勤だけで体感HP40くらいは消耗します。
在宅勤務によって移動による体力の消耗がなくなり、朝100あったHPをそのまま仕事に充てることができます。
・オフィスに出社しないことによる、仕事量の削減
入社して数年の若手社員は、自分の担当業務に加えて「庶務」というタスクが追加されるんですよね。
例えば飲み会の幹事。あれはメンバーの日程調整、店選び、精算、、、地味に時間とられますし、気を遣いますよね。
なくなっても本業にも影響を与えない。あれがゼロになるだけでだいぶ若手の負担が減る。
他にも若いからという理由で、以下の仕事もやっています。
●電話応対(代表電話にかかっていた電話を取るのは最若手の仕事。私の部署は社外とのやり取りが多く、
1時間に何度もかかってくるので1回の応対が2分だとしても積み重なると相当時間がとられます。
私が所属する会社では1人1人に社用携帯電話が割り当てられているが、ある管理職の人は、取引先に代表電話にかけるように言っている人もいるorz)
しかし、コロナにより在宅勤務が広まったタイミングで取引先各位に社用携帯電話にかけるようにオフィシャルにお願いできたため、代表電話受電による取次業務はほぼなくなりました。
●1日3回、FAXで届く新聞を取りに行って部長の机に置きにいく(&年次順で回し読みをするので最若手は新聞をごみ箱に捨てに行く作業も追加)、
●書類のファイリング
●回覧物の仕分けや配布
●書留郵便の受け取りの押印etc、、、
若手社員はこういった仕事をやる機会が多いですが、在宅勤務になったことにより、行われなくなりました。
そのため、庶務をするたびに毎回頭の切り替えをする必要がなく、自分の担当業務に集中することができました。
元々これらの仕事は急ぎでないor必須でない仕事が多いので、数日放置したところで特に実害もありませんでした。
(本当に重要な書類なら、担当者が事前に把握しているので、その人が出社して該当書類を自分で取りに行くため全く問題ない)
・ちょっとした用事が頼まれなくなり、本来の自分の担当業務に集中できる
こちらも、出社していた時は「ちょといい?」と急に話しかけられ、
取引先に郵送するための宛先のラベルシールの作成を頼まれたり、ちょっとした庶務を頼まれることが日常茶飯事でした。
他にも、会議もWEBになったことで会議資料の印刷がなくなりました。
そういったことの積み重ねで基本、自分の担当業務の仕事に集中することができました。
残業時間も在宅勤務になったことにより月60時間越え→月20時間以内、と
3分の1以下に抑えることができました。
さらに、体にも良い影響がありました。
会社の仕事だけが原因ではないと思いますが、
以前、ストレスでホルモンバランスが乱れの影響によって生理が止まらず、病院に通っていた時期もありましたが、
在宅勤務になってからは生理も順調にきて、健康的な生活を送れています。
これらは管理職の人からすると生産性が下がった、と思われるかもしれません。
おそらくそれを思っている人は、若手社員にこれらの仕事を頼む側だからだと思います。
しかし、依頼者がやって欲しいことを説明する時間、若手社員がやる時間を考えると、
依頼者が自分でやっちゃった方がお互い時間の有効活用になるだろうなと思うことが多々あります。
これを機にペーパーレス化、簡素化が進むと、部署全体の残業時間の削減→会社としても費用の大幅な削減に繋がるのではないでしょうか。
④人間関係に割くエネルギーが減った
特に20代の若手社員は先輩や上司など、気を遣う相手が多いです。
もちろん優しい先輩の方が圧倒的に多いのですが、
一部のやたら態度の大きい同僚など、ストレスの原因となっていたものから
適度に距離を置くことができ、精神衛生上とてもよくなりました。
⑤読書量が増えた
通勤に伴う、消耗するエネルギー量が減ったので、単純に通勤に係る時間+α分以上のエネルギーを
自分のための時間として使えます。
そのおかげで、コロナ前の毎日出社していた時代は月に1冊程度だった読書量が、
在宅勤務期間中は10冊読むことができ、読書量は10倍に増えました。
⑥スキルアップに関する学習量が増えた
自分自身の担当業務に関する知識を補ったり、会計の勉強を行ったり、する時間が増えました。
単純に、通勤時間だけではなく、残業時間が大幅に減ったことが大きく影響していると思います。
自分自身のスキルアップする時間が増え、さらにストレスも減ったことにより
集中力も上がり、トータルとして学習量が増えました。
今まで帰宅後夕飯、お風呂、寝る、のみだった生活が、平日でも読書を含めて1日あたり2~3時間は取れるようになったので
今後も在宅勤務を続けてみるみるスキルアップをしていきたいものです。
⑦健康的な生活が送れるようになった
前述しましたが、
移動時間の削減、満員電車からの免除、人間関係に割くエネルギーの削減、残業時間の削減、
これらが積み重なり、私の身体には以下の変化が起きました。
・十分な睡眠時間の確保が可能に
・集中力の上昇
・ストレスの減少→体調が良くなった
・コロナ前の生理異常が在宅勤務になってからなくなった
・帰宅後、化粧も落とせず死んだように眠る生活がなくなった
・化粧をする必要もなくなったので肌への負担が減った→ニキビがなくなった
・化粧をしないので、目薬を気軽にさせるようになった
疲れ目には目薬を差した方が楽になれるので、一日に何度か差すのが良いのでしょうけど、
アイメイクをして目薬差して失敗したとき、目薬とアイシャドウが混じったものが目に入り、
めちゃくちゃ目に染みるのでちょっと避けていた節はありました。
しかし、完全すっぴんになったことで遠慮なく目薬を差すことができ、
目も疲れにくくなった気がします。
ざっと挙げるだけでもこんな感じ♪
在宅勤務の方が圧倒的に身体には優しいです。
【参考】出社で感じた出社のメリット
・同僚と気軽に話せることで適度にストレス発散ができる
→確かにランチを一緒に取ったり楽しいが、
チャットで可能なので問題なし。そもそも「ストレス発散」のストレスの原因は他の同僚なのでそもそも発散するストレスがなくなる♪
・雑談で自分の担当業務以外の話が自然と耳に入ってくる
→これはリモートワークの弱点かもしれません。リモートとなると自分の業務に集中できる反面、
それ以外の情報は出社時と比べて入ってきにくいかもです。
そのため、管理職にとってはリモートの欠点を強くとらえているかもしれません。
以上、総合的にみて出社よりも在宅勤務を続けたい派の意見でした。
それじゃ!